ウェールズの歴史
ローマ時代から中世まで、ウェールズという土地に生きた王や戦士たちの物語。
27本の記事
さらわれた民を「1人1ペニー」で買い戻した王。“ブリトン人でもっとも名高い王”マレディズ・アブ・オウァイン
ヴァイキングにさらわれた民を「1人1ペニー」で買い戻した王がいました。ハウェル善王の孫で、一時はウェールズのほとんどを治め、年代記に「ブリトン人でもっとも名高い王」と書かれたマレディズ・アブ・オウァイン。なのにほとんど知られていない、その波乱の生涯をゆる〜くご紹介します。
あだ名は「ハゲ」。強すぎるイングランド王に最後は挑んだ、北ウェールズの王「イドワル・ヴォエル」
あだ名はまさかの「ハゲ」。10世紀、イングランドの大王アゼルスタンに頭を下げ続けた北ウェールズの王が、最後の最後に剣を抜きました。ロドリ大王の孫で、グウィネズを26年治めたイドワル・ヴォエルの生涯を、ゆる〜くご紹介します。
子猫の値段まで法律で決めた王さま。600年も生き続けたウェールズ法をまとめた「ハウェル善王」
子猫は1ペンス、ネズミを捕ったら4ペンス。そんな猫の値段まで決めた法律が、600年近くもウェールズで使われ続けました。10世紀、ウェールズのほぼ全域を治め、「善王」と呼ばれたハウェル・ダの生涯と、ちょっと不思議な法律の中身を、ゆる〜くご紹介します。
兄が攻めてきても、国を手放さなかった弟の王。ロドリ大王の次男でハウェル善王の父「カデル・アプ・ロドリ」
兄が攻めてきても、国を手放さなかった弟の王がいました。9世紀ウェールズ、ロドリ大王の次男として南のセイサルウィグを治め、のちのハウェル善王の父となったカデル・アプ・ロドリ。息子の大統一の土台を築いた生涯を、ゆる〜くご紹介します。
マン島から来た「そばかす王」がウェールズを救った? 新しい王家の祖、メルヴァン・ヴリッヒ
9世紀のはじめ、疫病と落雷、後継ぎ争いとマーシアの侵略でボロボロだった北ウェールズ。そこへ海の向こうのマン島からやってきたのが、母方にグウィネズ王家の血を引く「そばかすのメルヴァン」でした。新しい王家を始め、ロドリ大王の父となり、アーサー王伝説の出発点『ブリトン人の歴史』ともかかわる王を、ゆる〜くご紹介します。
バラバラのウェールズを初めてひとつに! ヴァイキングも退けた「ロドリ大王」
9世紀、小さな国に分かれてバラバラだったウェールズを、初めてその大部分までまとめ上げた王がいました。母の実家ポウィス、妻の実家セイサルウィグを受け継ぎ、ヴァイキングの首領ゴルムを討ち取った「ロドリ大王」。その生涯と最期、そして息子たちに残したものを、ゆる〜くご紹介します。
決戦の前夜に帰っちゃった王? 「戦いをよける者」カドヴァエル・カドメッズ
英雄王カドワロンが倒れたすきに、王家の血を引かないまま王座をつかんだカドヴァエル。前の王の路線をそつなく引き継いだ世渡り上手だったのに、決戦の前夜に軍を連れて帰ってしまい、「戦いをよける者」と呼ばれることに。7世紀ウェールズの王さまを、ゆる〜くご紹介します。
復讐を捨てた王? 「祝福された」カドワラドル・アプ・カドワロンの生涯
仇を討って国を取り戻す……はずが、出陣の日に天からの声を聞いて戦うのをやめてしまった王さま。7世紀のグウィネズの王カドワラドルは、なぜ「祝福された王」と呼ばれ、のちのテューダー家にまで慕われたのか。その生涯を、ゆる〜くご紹介します。
幼なじみが宿敵に? ウェールズの英雄王カドワロン・アプ・カドヴァンの生涯
一緒に育った幼なじみが、国を奪い合う宿敵に。7世紀の北ウェールズの王カドワロンは、ノーサンブリア王エドウィンに国を追われながらも、マーシア王ペンダと手を組んで逆転します。ウェールズでは英雄、イングランドでは暴君と呼ばれた王さまの生涯を、ゆる〜くご紹介します。
最も嫌われたウェールズ王 マエルグウィン・グウィネズ ― 「島の竜」と呼ばれた6世紀の暴君
叔父から王位を奪い、妻と甥を手にかけ、教会の財宝までだまし取ろうとした6世紀のグウィネズ王マエルグウィン。同じ時代の修道士から「島の竜」とまで呼ばれた、ウェールズでいちばん嫌われた王さまの物語を、ゆる〜くご紹介します。
ローマ帝国に二度立ち向かった“老王”――ブリタニア王エウダヴ・ヘンの生涯
4世紀、ローマ帝国の支配下にあったブリタニアで「見下された」と反旗を翻し、ブリタニア王を名乗ったウェールズの首長エウダヴ・ヘン。勝利、北での完敗、ノルウェーへの逃亡、仲間に迎えられての返り咲き。そして最後は娘ヘレンとマグヌス・マクシムスの結婚で国を守りました。『マクセンの夢』やアーサー王の血筋にもつながる“意志の強い老王”の生涯をたどります。
暴君の息子は“ブリテン一の助言者”になった――グウィネズ王ラン・ヒルの生涯
“悪魔のような王”と呼ばれた暴君マエルグウィンの息子、ラン・ヒル(背の高いラン)。父の命令に振り回された王子時代、約40年にわたるグウィネズの統治、義弟の死から始まった北との戦争と、はるかフォース湾への遠征。そしてアーサー王物語で“ブリテン一の助言者”として語り継がれるまで。暴君の父とは違う姿で記憶された王の生涯をたどります。











