イギリスの歴史
ブリテン島全体の流れをつかむための記事。ウェールズ史を読むための土台に。
17本の記事
上座も下座もないテーブルに、選ばれた騎士だけが座れた。円卓の騎士とは何者で、なぜ最後はバラバラになったのか
上座も下座もない丸いテーブルに、選ばれた騎士だけが座れた。円卓はいつ、だれが、何のために作ったのか。騎士たちは何をして、何を得て、何を失ったのか。円卓の騎士の始まりから崩壊、そして今の僕たちが学べることまで、ゆる〜くご紹介します。
岩から剣を抜いた少年は、ローマ皇帝まで倒した。そして……。アーサー王物語と聖杯伝説のあらすじを、最初から最後までゆる〜く
岩に刺さった剣を抜いた名もない少年が王になり、円卓の騎士とブリタニアをまとめ、ついにはローマ皇帝まで倒してしまう。でもその王国は、恋と裏切り、そして聖杯という大きすぎる夢の中で崩れていきます。アーサー王物語と聖杯伝説のあらすじを、誕生から最後の戦いまでゆる〜くご紹介します。
「偉大なる王」はアーサー王だったのか? 海を渡ったブリトン人の王、リオタムス
名前の意味は「偉大なる王」。5世紀、ローマ皇帝の求めに応じて1万2千の兵を連れ海を渡り、ガリアで西ゴート族と戦って敗れ、アヴァロンという町のあるブルグントの地へ去ったブリトン人の王リオタムス。アーサー王のモデル説、アンブロシウスと同一人物説もある謎の王を、ゆる〜くご紹介します。
亡命した少年は、ブリタニアの王になった――アーサー王のモデルとも言われる、アンブロシウス・アウレリアヌスの生涯
兄をヴォーティガンに殺され、弟ウーサーとともに海の向こうブリタニーへ逃れた少年アンブロシウス。成長してデヴォンに上陸し、ワロップの戦いで仇を討ち、ヘンギスト率いるアングロ・サクソンから国を守った5世紀のブリタニア王。マーリンとストーンヘンジの伝説、恩赦が招いた最期、そして甥アーサー王へ。“アーサー王のモデル”とも言われる英雄の生涯をたどります。
自由の代償は“自分の身は自分で守れ”――ローマ撤退後、ブリトン人が試されたウェールズ黎明期
410年、ローマ軍が去ったブリタニアは、自分たちの手で国を守らねばならなくなりました。傭兵として招いたヘンギスト兄弟の裏切り、北から一族を率いて移住したキネダによるグウィネズ建国、悪魔と呼ばれた暴君マエルグウィン、幼なじみ同士の対決、そして復讐を捨てて最後のブリタニア王となったカドワラドル。ウェールズ王室が生まれた5〜7世紀の激動をたどります。
使用人と王妃の恋が、イギリスの歴史を変えた――テューダー家とウェールズの血筋
13世紀末に征服され、途絶えたかに見えたウェールズ王室の血筋。それを蘇らせたのは、王妃の衣装係だったウェールズ人使用人オーウェン・テューダーの“逆玉の輿”でした。舞踏会での恋、駆け落ち、処刑、そして孫ヘンリーがボズワースの戦いで王座をつかむまで。薔薇戦争を終わらせ、イングランド・ウェールズ・スコットランドを血筋で結んだ番外編です。
奪われた称号を取り戻せ――三人の“自称プリンス・オブ・ウェールズ”が挑んだ独立戦争
1282年、プリンス・オブ・ウェールズの称号はイングランドに奪われました。それでもウェールズの人々は諦めません。コンウィ城まで追い詰めたマドック、フランスで戦った傭兵隊長ラウゴッホ、そして戦いを望まなかったはずの最後の英雄オウァイン・グリンドゥール。三人の“自称プリンス・オブ・ウェールズ”が挑んだ独立戦争をたどります。
「プリンス・オブ・ウェールズ」はこうして生まれ、こうして奪われた――黄金期から独立の終焉まで
ウェールズの統治者が掲げた称号「プリンス・オブ・ウェールズ」。ヘンリー2世を二度撃退したオウァイン大王の黄金期、兄弟を次々と手にかけたダヴィッズ、ジョン王と渡り合ったラウェリン大王、そして1282年に散ったラウェリン・ザ・ラストまで。称号の誕生から独立の終焉、今もイングランド皇太子に受け継がれる理由までをたどります。
南北朝+戦国+下剋上? ウェールズ史上もっとも忙しい231年間
ハウェル善王の統一もつかの間、ウェールズ王家は北のアベルファラウ家と南のディネヴァウル家に分裂。950〜1181年、統治者が9人も入れ替わり、農民出身の下剋上まで起きた“ウェールズ版南北朝時代”。頂点から転落した統一者、ウェールズ史上唯一の全土統一、慈悲深き王、そしてノルマン人との死闘まで、目まぐるしい231年間をたどります。
隣人同士のケンカが、まさかの大帝国侵攻を招いた話――ローマとブリタニアの攻防
紀元43年、ブリトン人の小国同士のいざこざが、ローマ帝国の本格侵攻を招きました。ゲリラ戦で抵抗したカラタクス、23万の大軍を率いたブーディカの反乱、そして支配されながらもしたたかに共存したブリタニアの400年。ローマ撤退までの攻防と、思わぬ後日談をたどります。
戦わずして天下統一? ウェールズに現れた二人の“大王”――ロドリ大王とハウェル善王の時代
9世紀前半から10世紀中盤、小国に分かれていたウェールズをひとつにまとめた「大王」たちの時代。婚姻でじわじわ領土を広げたロドリ大王、ヴァイキング王ゴルムを討ち取った戦い、三兄弟の結束と分裂、そして600年も生き続けた法律をつくったハウェル善王まで。ウェールズ史でも屈指の見どころが詰まった時代をたどります。
外からはマーシア、内からは下剋上――ウェールズ版“戦国時代”と、救世主になった島の男
7世紀後半から9世紀前半、ウェールズは隣国マーシアの侵略と国内の後継争いに同時に見舞われました。283kmの「オッファの土塁」、王室の血筋ではない男の40年統治、4年に及ぶ泥沼の内乱、そしてマン島から現れた救世主メルヴァン。今のウェールズとイングランドの国境が形づくられた、内憂外患の時代を追います。











